犬が散歩で歩かない…震えておやつを食べない子でも大丈夫。
怖がる愛犬が歩けるようになった実体験をもとに、慣らし方やコツ、やりがちなNG行動をわかりやすく解説します。
「お散歩、無理に連れて行くのはかわいそうかな…」
外に出た瞬間、石のように固まって震える愛犬を見て、焦りや苛立ちを感じていませんか?
実は、わが家の愛犬ダックスちゃんも、お散歩が大の苦手でした。

それも、正直かなり重症。
- 外に出た瞬間から、プルプル震える
- 一歩も動かない
- 大好きなおやつすら、外では緊張して食べない
「歩かないね〜」という近所の人の視線がプレッシャー…
「これ本当に散歩できるようになるの?」
「いつか一緒に楽しくお出かけできる日は来るのかな…」
と、何度も挫けそうになりました。
ですが、そんな状態からでも
正しいステップを踏めば、少しずつ歩けるようになります。
愛犬の変化:怖がって震える犬でも、慣れます
うちの子のように
- 怖がってプルプル震える
- 尻尾がまるまっている
- 固まって全く歩かない
- 緊張でおやつを食べない


そんな超こわがりさんでも、大丈夫です。
段階を踏んで慣らしていけば、ちゃんと変わります!
今では…
あんなに怖がっていた愛犬が、今では外で大好きなおやつを楽しめるようになりました!
公園でプチ・ピクニックができ、とても楽しいです♪


近所のお散歩でも、くん活を楽しむ余裕ができ、毎日がとても楽になりました
実際に愛犬に試した慣らし方法をご紹介します
そもそも散歩は絶対に必要?
散歩嫌いのわんちゃんの場合、必ずしも毎日散歩に行かなければいけないわけではありません。
雨の日など、たまにはお休みしてもいいと思います
しかし、外の世界には慣れておいた方が絶対にいいです
散歩が大切な理由
散歩には運動以外にも、大事な役割があります。
それが、外の世界に慣れること(社会化)
外の音や匂い、人や犬との距離感など、
日常生活に必要な刺激に慣れる機会になります。
これを全く経験しないと、
- ちょっとした音でパニックになる
- 外出そのものがストレスになる
といった状態になりやすいです。
病院など、外出0にするわけにはいきませんよね
室内でも代わりになる?
運動だけであれば
- おもちゃ遊び
- 引っ張りっこ
- 室内での軽いトレーニング
などで、ある程度カバーできます。
だから、気に病みすぎなくて大丈夫ですよ
犬が散歩で歩かない原因
犬が歩かない原因は大きく分けて、
- 怖がっている
- わがまま
どちらかがほとんど


「恐怖」と「主張」では、対処法が全く違います。
それぞれの特徴を見てみましょう。
| 項目 | 怖くて歩けない | わがままで歩かない |
| 体の様子 | プルプル震える、尻尾を巻く | どっしり座り込む、踏ん張る |
| おやつの反応 | 緊張で食べない・口にしない | おやつを見せると動く・食べる |
| 歩かない場所 | 外に出た瞬間、または特定の場所 | 自分の行きたくない方向のときだけ |
| 表情・視線 | キョロキョロして落ち着かない | 飼い主をじっと見る、または無視 |
| 主な原因 | 未知のものへの恐怖・トラウマ | 「こっちに行きたい!」という主張 |
※この記事は怖がって歩かない場合の対処法です。わがままで歩かない場合は、また対処が違うので参考にされないでください。
散歩を怖がる理由
わんちゃんが外を怖がる原因は、
- 社会化不足(子犬期の経験不足)
- 音や環境への恐怖
- 足裏の違和感(地面が苦手)
- 飼い主の緊張や焦り
- 過去のトラウマ
などなど…
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▶ 社会化不足(子犬期の経験不足)
子犬の頃に外の刺激に慣れていないと、
外の世界すべてが「未知=怖い」になります。
- 音(車・バイク)
- 人
- 他の犬
- 地面の感触
👉すべてが初めてだと、固まってしまうのは当然です。
▶ 音や環境への恐怖
特に多いのがこれ👇
- 車の音
- バイク
- 工事音
- 人の話し声
人にとっては平気でも、
犬にとってはかなり強い刺激です。
▶ 足裏の違和感(地面が苦手)
意外と見落としがちなのがこれ。
- アスファルトが硬い
- ザラザラしている
- 温度(夏は特に熱い)
👉「地面に降りたくない」→動かない
というパターンもあります。
▶ 過去のトラウマ
- 大きな音にびっくりした
- 他の犬に吠えられた
- 無理に引っ張られた
こういった経験があると、
その場所や散歩自体が怖くなることも。
▶ 飼い主の緊張や焦り
実はこれもかなり影響します。
- 早く歩かせなきゃ…
- また歩かない…
こういった気持ちは、
リードや態度を通して犬に伝わります。
👉すると犬も「なんか怖い」と感じてしまう
しかも、原因は1つではなく、いくつか重なっていることがほとんど
複数の原因に対処するには、「少しずつ慣らす」が一番効果的です
犬が散歩を怖がるときの克服方法【実体験】
やったことはシンプルです
- 少しずつ外に慣らす
- 散歩の環境を変える
- 飼い主自身がお散歩を楽しむ
ポイントは無理強いしないこと!
本当にちょっとずつでOK
ワンちゃんに合わせて、焦らずやっていきましょう!
犬を外に慣らす方法|抱っこから始めるステップ
ステップ1 抱っこで外に慣らす


まずは抱っこで少しだけ外に出ます
外の音、匂い、雰囲気に慣れることが目的です
無理強いせず、ちょっとずつ時間を伸ばして頑張りました
あまりにも怖がるようなら帰宅してOK
スリングがおすすめ
重くて大変なので、スリングを使うのがおすすめです
飼い主さんが疲労してイライラすると、わんちゃんは不安になってしまいます
ふつうに抱っこするより、スリングを使う方がだいぶ楽ですよ!
しかも、包まれている感じが落ち着くわんちゃんは多いです。
飼い主さんもわんちゃんにとっても、両方win‐winです♪
音楽を聞かせてみた
「犬が落ち着く音楽」を流しながら歩いてみました
例えば、クラシックのピアノ曲集、レゲエがおすすめです
犬だけでなく、人も落ち着くので、焦りやイライラを鎮めることができます
我が家ではAmazonの音楽アプリを使っています
飼い主自身がお散歩を楽しむ、ということは非常に重要なので、
あなた自身のお好きな音楽を聴いてもいいかもしれませんね。
毎日つづけた変化
毎日続けて、
- 震えなくなった
- 尻尾が丸まっていない
という状態になれば少し前進♪
次のステップに進みます
ステップ2 短時間だけ歩かせる
本当に超短時間だけ道路におろしてみます
徐々に距離を伸ばしていきましょう


家族に協力してもらって、少し先に進んでもらい、犬を呼んでもらっても良いと思います
ただし、「昨日は歩けたけど、今日は歩けなかった」そんな日もあります
挫けそうになりますが、毎日毎日続けるしかありません…
安全性を確保しよう
もし、後退りするようなら、首輪やハーネスを見直しましょう
体から抜けて、脱走するリスクがあります。
👉 抜けにくいハーネスについては、こちらで詳しくまとめています
すず工房のハーネスは、抜けにくく、とてもおすすめです♩
犬が歩きやすい散歩コースの選び方


我が家は車を使って、森林公園など自然豊かで静かな場所に行きました
とはいえ毎日つれていくのは難しいし、できれば近所で慣れさせたいと思いますよね
できるだけワンちゃんが歩きやすい道の選び方をご紹介します
①とにかく静かな場所を選ぶ


車や電車の音が苦手なワンちゃんは非常に多いです。
- 交通量が多い道路
- 線路脇の道
は避けます
家の立地的に避けられない…という場合、騒がしい場所は抱っこでしのいでもOK
できるだけでいいので、怖がらせないようにしましょう
- 遊歩道
- 人通りの少ない道
- 公園の端っこ
- 自宅の庭
から挑戦してみましょう!
抱っこで移動し、
静かな公園に着いたら降ろすでもOK
②アスファルトを避ける
最初は芝生や土の上がおすすめ
ワンちゃんは足裏の感覚に敏感で、
アスファルトは
• 硬い
• ザラザラ
• 夏は熱い
と、苦手な子も多いです。


芝生好きのワンちゃんはとっても多いです♪
③時間帯を変える
同じ場所でも、時間帯によって人通りや車通りは変わりますよね
- 通勤・通学時間は避ける
- 他のワンちゃんがお散歩する時間は避ける
できる限りでいいので刺激が少ないようにしてあげましょう
また、気温にも注意。
夏→早朝・夜(涼しい時間帯)
冬→昼間(暖かい時間帯)
に行くようにします
特に夏の道路は、手で触って熱くないか確認してください!
肉球がやけどしちゃいます
④人が気づいてないだけでトラウマがあるのかも?


特に問題がない道なのに…という場合、
もしかしたら人が気づいてないトラウマがあるのかもしれません
ワンちゃんにとっては怖い音がした、強い匂いがした…など
犬と人は感覚が違います
実際、散歩をコース変えてみただけでも少し改善されました
試行錯誤していきましょう!
散歩中におやつを使ってみよう
おやついいことお散歩
の方程式ができれば最強!


お散歩中や静かな公園などであげてみましょう
とびっきり美味しいおやつでプチピクニック😋
おやつを食べない場合
愛犬はもともと、大好きなおやつに目もくれず…という感じでした。
わんこが怖がって震えているレベルなら、食べない可能性が高いです
もし緊張で食べない場合は無理強いせず、慣らすステップに戻ります
最初プルプル震えておやつも食べなかった愛犬ですが、
毎日毎日、抱っこで連れていくうちに慣れて食べてくれるようになりました


おやつを食べられるようになったら、だいぶ前進してる証♪
歩いてくれるようになるのも、すぐそこなはずです
おやつを上手く活用して
「お散歩楽しい」にしましょう!
もう怖くないね♪
犬が散歩嫌いになるNG行動まとめ
散歩後の注意点
家が快適すぎると帰りたくなります笑
例えば…
頑張ったからといって、帰ってきてすぐに、おやつを与えてはいけません
おやつは散歩中に食べさせましょう!
散歩後すぐにごはんやおやつをあげていると、
👉「家に帰る=いいこと」
と学習してしまい、
早く帰りたがる原因になります。
ごはんは、帰宅後すぐではなく、少し時間をあけましょう


お散歩中のNG行動
怖がっている犬に声をかける
不安そうな愛犬に「大丈夫だよ」と、声をかけたくなりますよね
でもそれ逆効果かも…
怖がって当然なんだ、と怖がることを正当化する可能性があります
飼い主が冷静にどっしり構えている方が犬は安心できるのです
イライラ・𠮟りつけるはNG
飼い主の感情は意外と犬に伝わります。
飼い主が焦ったりイライラすると、
犬はさらに不安になってしまいます。


また、怖がっているときに𠮟りつけるのは絶対NG!
散歩がますます嫌いになるだけでなく、信頼関係を壊す要因にもなります
歩かなくても大丈夫。気長にやっていきましょう
まずは飼い主さん自身がお散歩を楽しむ☺️
無理に引っ張る
怖がっている状態で引っ張ると、散歩がさらに嫌いになります。
待つか、どうしようもなければ抱っこしましょう


もし、くん活しているなら、とめなくてOK
犬にとって散歩は
👉「情報収集の時間」
なので、
👉 くん活できる余裕=安心しているサイン
無理に引っ張らない方が結果的に慣れます。
長時間の散歩
最初から長時間は逆効果。
短時間でOKです。
刺激の多い場所に行く
人が多い公園や住宅街はハードル高め。
静かな環境を探してあげてください
おやつにこだわりすぎる
緊張していると、のどを通らないものです
食べない場合は、無理に使わなくて大丈夫です。
なぜこの方法で犬は散歩に慣れるのか


散歩嫌いの克服は、
👉 少しずつ慣らすこと(脱感作)
が基本です。
いきなり頑張らせるのではなく、
• 怖くないレベルから始める
• 成功体験を積ませる
これが一番確実な方法です
慣れるまでどのくらいかかった?
愛犬は、2-3ヶ月経つと、徐々に歩けるようになりました
重症度によっては半年以上はかかるでしょう
正直、私は途中で諦めてしまいそうになりました。
ですが、犬の健康・ストレス発散に散歩は不可欠。
特にダックスは肥満・ヘルニアのリスクが高いので、今頑張らないと将来後悔すると思い奮い立ちました
まとめ|その一歩が、楽しいお出かけにつながる
最初は、外に出るだけで精一杯だった愛犬も、
少しずつ慣れていくうちに
外の空気を感じて、匂いを楽しんで、
自分から一歩踏み出せるようになりました


やがて、
しっぽを揺らしながら歩いたり
楽しそうにくん活したり
一緒に公園をのんびり歩いたり
そんな時間が、当たり前になっていきます。


そしていつかは、
ドッグカフェで一緒にお茶をしたり
お出かけ先で「楽しいね」って共有できたり
「一緒に過ごす時間」が、もっと広がっていきます。
最初は歩けなくても、大丈夫。
その子のペースで進んだ一歩一歩が、
これからの楽しい毎日につながっています。
焦らなくて大丈夫。
愛犬と一緒に、
ゆっくり「楽しい」を増やしていきましょう🐾








